« 2008年02月02日 | メイン | 2008年02月16日 »

2008年02月10日
Top > 2008年02月10日

●アラビカ種とロブスタ種

コーヒーの木はアカネ科のコヒア属の植物で、四十種以上の「種」がありますが、栽培種としてはアラビカ種、ロブスタ種、 リベリカ種の三原種に分かれています。
特に日本で飲まれているコーヒーは、殆どがアラビカ種とロブスタ種のものです。

 The map shows all the coffee-producing countries and the importation-exportation routes

●アラビカ種
世界で生産されるコーヒーのおよそ三分の二はアラビカ種。アビシニア(現在のエチオピア)が原産国だと言われています。
 他の種よりも味と香りが優れているのが特徴で、私たちがストレートで楽しむ珈琲はほとんどがアラビカ種のものです。
ブラジル・コロンビアなどの中南米諸国、エチオピア・タンザニア・ハワイ・インドなどで幅広く栽培されています。

●ロブスタ種
強い苦味が特徴のロブスタ種は、世界のコーヒー生産量の約三分の一を占めています。
ロブスタ種の豆はストレートで飲むコーヒーよりも、ブレンドやインスタント・缶コーヒーに良く使われています。原産地はアフリカのコンゴで、 現在は西アフリカ、インドネシア、ブラジルなどで栽培され ています。