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2006年08月11日
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●MovableTypeをアップロードする。

アップロードする前に、あなたの環境に合わせてファイル「mt-config.cgi」を変更する必要があります。

まず最初に、解凍したフォルダに「mt-config.cgi-original」と言うファイルがあります。 Ver3.3から非常に簡潔になりましたこのファイルは、MovableTypeが使うデータベースを指定するのが目的です。
このファイルの名称を「mt-config.cgi」に「名前の変更」を行ってください。 (オリジナルファイルはとって置いた方が良いと思います。)
まず、ファイルの
# The CGIPath is the URL to your Movable Type directory
CGIPath    http://www.example.com/cgi-bin/mt/
の部分を変更します。ここにはMovableTypeをインストールしたフォルダを指定します。
例えば、
CGIPath    http://www.inoha.jp/mt/mt33ja/
さらに、
# The StaticWebPath is the URL to your mt-static directory
# Note: Check the installation documentation to find out
# whether this is required for your environment.  If it is not,
# simply remove it or comment out the line by prepending a "#".
StaticWebPath    http://www.example.com/mt-static
ここは、「mt-static」の位置を指定します。
「mt33ja」にインストールしたとすれば、
StaticWebPath    http://www.inoha.jp/mt/mt33ja/mt-static

CGIPathの指定の最後には、「/」が付きますが、StaticWebPathの最後には付かないことに注意してください。


下記の内容は、次に説明する「データベースを設定する」とリンクしています。作業の順番はどちらが先でも問題はありませんが、 整合性が取れていないとインストールに失敗します。(失敗してもファイルを直してアップロードし、「mt.cgi」 を実行しなおせば大丈夫です。)

##### POSTGRESQL ##### 以降は削除をするか、「#」を入れて最後までコメントアウトしてください。

##### MYSQL #####
ObjectDriver DBI::mysql
Database DATABASE_NAME
DBUser DATABASE_USERNAME
DBPassword DATABASE_PASSWORD
DBHost localhost

コメントアウトってこんなです。
##### POSTGRESQL #####
#ObjectDriver DBI::postgres
#Database DATABASE_NAME
#DBUser DATABASE_USERNAME
#DBPassword DATABASE_PASSWORD
#DBHost localhost

この後で説明する「データベースを設定する」でも述べていますが、以下cPanel内の「MySQL データベース設定」 の内容と同じでなくてはいけません。

「DATABASE_NAME」(データベース名)に「inoha_hogehoge」(「hogehoge」は任意の名称のこと)
「DATABASE_USERNAME」(データベースのユーザー名)に「inoha_hogehoge」
「DATABASE_PASSWORD」(データベースのパスワード)に「hogehoge」
とすると
##### MYSQL #####
ObjectDriver DBI::mysql
Database inoha_hogehoge
DBUser  inoha_hogehoge
DBPassword  hogehoge
DBHost localhost
となります。
たった3ヶ所の変更です。

もう一度書きますが、上記内容はcPanel内の「MySQL データベース設定」で設定した内容です。
また、
「データベース名のhogehoge」と「ユーザー名のhogehoge」は一緒の名称でなくてかまいません。
例えば、
##### MYSQL #####
ObjectDriver DBI::mysql
Database inoha_abc
DBUser  inoha_taro
DBPassword  123456
DBHost localhost
でもかまいません。 が 必ずcPanel内の「MySQL データベース設定」と同じにします。(しつこいですね。)
ちなみに、「inoha_hogehoge」の「inoha_」は決められているものです。
上記の変更を、ローカルの「mt-config.cgi」に保存しておきます。

次に、解凍したファイルと先に変更したファイルをすべてサーバーにアップロードします。 (選択してツールバーの上青矢印をクリックする。)
image048
アップロード時、下のようなエラーが出てファイルがコピーできない事があります。 回線のスピードによってアップロードできる時間はいろいろですが、 できるだけ目を離さず全てのファイルがきちんとアップロードできたか確かめましょう。
image046
こんなエラーが出たり、
image050
こんなのが出たりします。
image052
それでは、サーバー上にMovableTypeをアップロードするフォルダを作ってください。通常サーバーには「cgi-bin」 と言うフォルダがありますが、この中で無くても良いです。この「cgi-bin」はCGIファイルを置くことを目的にしたフォルダなので、 「JPG」などの画像ファイル等を置くことができなかったり、置けても参照できない場合があります。「vvv7.com」の場合は、 避けて置いてください。

例えば、
/public_html/mt
 というフォルダを作って、この「mt」の中にMovableTypeのファイルを入れても良いでしょう。
image054

上記フォルダを作ったとして、「イの葉」(http://www.inoha.jp/)を例にすると
「http://www.inoha.jp/mt」ということになります。(思いっきり架空です。)
また、MovableTypeもバージョンアップを重ねるので、さらに「mt33ja」と言う階層を増やして
/public_html/mt/mt33ja
とすることで、次回バージョンがあがっても「mt」というフォルダの中でバージョンを増やせます。
仮に、管理画面を呼び出すとすると、ファイル「mt.cgi」なので、
前者が、「http://www.inoha.jp/mt/mt.cgi」となり
後者が、「http://www.inoha.jp/mt/mt33ja/mt.cgi」となります。

それでは、アップロードして下さい。

更に、全ファイルのアップロード後、拡張子がCGIのものすべてを「755」に属性変更します。
属性変更は、ファイルを選び(複数ファイルの選択も有効)右クリック→属性変更で下記画面になります。 (チェックされていない項目はチェックを入れてください。)
image056
さて、「拡張子がCGIのものすべて」と言われても??ですよね。
いろいろ方法はありますが、
たとえば、ローカルのフォルダを「*.cgi」で検索して、その結果を見ながら「FFFTP」で属性変更していくのが良いでしょう。 (アップロードしたフォルダの階層は、ローカルと同じなので容易にわかります。)
image058 image060
検索結果の下2つのファイルは、圧縮ファイル内のファイルなのでドライブ名などが表示しないのです。







 

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